伊織智佳子

満員御礼！

　旗を持った先生と園児たち！
　写生をする中学生！
　･･･そして、しゃがみこむ　まなぶん！
　今日、昼下がりの松本城は満員御礼でした。
　
　駐車場の観光バスも多かった気がします。
　『ウィーン展』が開催されているからかな？
　松本城売却の危機を救ったウィーン万博とは？
　･･･私も早く見学に行きたいです！！！
　

　昼休みじゃなくて、お休みの日にゆっくりと。。。
　その時は、久しぶりに天守にも登ろうと思っています♪

　写生をしている男の子に声をかけたところ、
　松本旭町中学校の3年生とのこと。。。

　『じゃぁ、受験生なんだね』･･･なんて、
　無粋なことを言うワタシに 『そうなんです･･･』と、
　ため息混じりに答えてくれた彼の絵は、
　ダイナミックで、とても上手でした☆
　変なおばちゃんの相手をしてくれてｱﾘｶﾞﾄｳ！

　写生の休憩時間、元気な女の子達はキャーキャー言いながら
　 “色鬼” や “だるまさんがころんだ” をして遊んでいました。

　様子を見ていると、かなり変則ルール。
　「あれ？そういうやり方だっけ？？」なんて思いましたが、
　時代を経て遊び方も変わっているのかもしれません。
　仲間入りしたい気持ちをグッと抑えて(笑)おとなしく帰りました！

　そんな帰り道。

　4月に通水式が行われたばかりの
　“大名町大手門井戸”は、大勢の人で賑わっていました☆
　清らかな水辺には、自然と人が集いますね～。

　6月5日、今日は「環境の日」。
　きれいな井戸水を、次の世代にも引き継げるかどうかは
　私達のチョットとした心がけにかかっています。。。

青いのがイイの。。。

　高校の同級生“多恵ちゃん”とは、何度か二人旅をした。
　『京都お寺巡りの旅4日間』とか、
　『スイス・ドイツ列車に揺られて貧乏旅行2週間』とか･･･。
　見たいもの、食べたいもの、話したいことが合うので、
　旅のパートナーとしては最高！！･･･でも。

　ただひとつ、どうしても合わないことがあった。


　　バナナの好み。

　青ければ青いほど良し！のワタシ。
　一方多恵ちゃんは、黒くなるほど熟しているのが好き！･･･と正反対だった。

　貧乏旅行、しかも長距離列車の旅にバナナは必需品。
　田舎町では着いた先にレストランがないことも多々あるので、
　食事の保険に･･･と、必ずリュックサックに入れておくのだ。

　スーパーのバナナ売り場で悩む二人。
　青にするか？　黒にするか？中間を取る？･･･それじゃ二人とも不本意！
　そこで私達は、別々に買うことにした。

　「最初からそうすれば良いじゃん！！」･･･という声も聞こえてきそうだが、
　ヨーロッパでは、小さな房でも8本～9本が普通！
　リュックに入れるとズッシリ重い。。。でも、妥協しなかった。


　･･･若かったあの頃の話♪
　昨日、青いバナナを見つけて思い出したのでした～。
　今でも、サクッとするくらい青いのが好きです♪

　青といえば･･･。
　暑くなるにつれて、お花もブルー系を選んでしまいます。
　
←先週作った寄せ植えも、青いデルフィニウムが涼しげ♪
　夕方ベランダに出て、ぼ～っと眺めています。
　そんな時間が心地よいこの頃です。

新居にお引越し♪

　去年の11月にやってきたコッピー。
　http://jozufm.weblogs.jp/iori/2006/11/post_28af.html
　http://jozufm.weblogs.jp/iori/2006/12/post_b66e.html

　2月に１匹旅立ってしまいましたが、その後もとっても元気です。
　
　少々大きくなった気もします。それより気になるのが水草の衰え・・・。
　緑というより黒。これじゃイカン！新しいものと交換することにしました！

　
　水草の交換に合わせて、瓶も大きいものにチェンジ☆

　口径5センチ強。水深10センチ弱。
　八角形のスタイリッシュな(？)新居です。
　（･･･たしかジャムが入ってました）
　内側からは、どんな風に見えているのか、
　わかりませんが･･･隅をつついて回っています。

　水槽を大きくすると金魚が巨大化するという話を
　聞いたことがあります。さて、コッピーは？！
　変化を見守りたいと思います。
　
　あ～、ワタシも広い部屋に引っ越したいなぁ。。。
　巨大化は避けたいケド☆

守ること

　第79回アカデミー賞で、ヘレン･ミレンが主演女優賞に輝いた
　映画『The Queen』を見てきました。

　1997年にダイアナ元皇太子妃が事故で亡くなった時の
　イギリス王室の舞台裏を描いた作品。
　首相に就任したばかりのトニー・ブレア氏など、
　王室を取り巻く人々の思惑や、イギリス国民の動揺など、
　様々な感情が渦巻き、世界中が動向に注目する中、
　伝統あるイギリス王室の在り方や、
　国家元首としての立場を考えて苦悩するエリザベス女王。


　個人的な感情をいかに抑えるか･･･。
　女王の葛藤をヘレン・ミレンが見事に表現していました。
　女王ご自身も、この映画を気に入ったらしく、
　ヘレン・ミレンをバッキンガム宮殿の夕食会に招待したとか･･･！
　（なんと、忙しくてお誘いを断ったそうですが･･･）
　

　守り受け継いでいくことは、変化させることより遥かに難しい。
　改めて思い知りました。
　
　時を経て不具合が生じたものに手を加えることは、もちろん必要。
　でも･･･なぜ今まで使われてきたのか、その理由をしっかり考えないと、
　良い部分までも失ってしまうことになります。

　『The Queen』　見終わってから、色々なことを考えた映画でした。


　オンボロのローバーを自ら運転するエリザベス女王に刺激され、
　ワタシも四駆を乗り回してみたくなりましたが、
　女王のように自動車整備の心得はないので、慎もうと思います。（笑）


＜オマケ＞
　街で出会った “まゆ毛犬”！

　　ご立派な眉毛です。
　　凛々しい･･･っていうか、笑っちゃう☆
　　思わず写真を撮らせてもらいました。ご近所じゃ有名なのかな？！

自分の身体

　先週『Oasis 79.7』でもご紹介した“人体の不思議展”を見に、
　昨日は信濃美術館に行ってきました。
　http://npsam.com/exhibition/2007/05/post_39.php

　平日の午後、しかも雨でしたが・・・大勢の方がいらしていました。
　親子連れ、高校生のグループ、ご夫婦など、年代もさまざま。
　全国で話題の展示だけあります。

　　　身体中に張り巡らされた神経。
　　　幾重にも幾筋にもなっている筋肉。
　　　
　　　喫煙によって真っ黒になった肺。
　　　身近に迫りくる（？！）脂肪肝。
　　　
　本物の人体標本である“プラストミック”の、あまりのリアルさに、
　「コワイ」 「気持ち悪い」と感じる方も多いようですが、
　リアルだからこそ、恐怖ではなく神秘と尊厳を感じました。

　どんなコンピューターよりも、緻密に精巧につくられている人間の身体。
　太古の祖先から受け継がれてきた遺伝子の結晶。
　これを粗末に扱うことは、許されません。
　人間の身体は、自分のものであって自分だけのものではない。
　その事実を、しっかりと“見た”。そんな時間でした。

　閉館時間の夕方5時に信濃美術館を後にし、
　歩いて駅前の支社まで戻ることに・・・。
　善光寺さんに裏口から入るのは初めてでした。
　庭園には菖蒲と思われる紫色の花が、
　雨に濡れてイイ感じ♪風情がありますねぇ。。。
　五色の幕をまとった善光寺さんに、
　献体をされた方への感謝の気持ちをこめて
　お参りしてきました。


　
　傘をさし、参道のお店をのぞきながら
　ブラブラと歩くこと45分。
　行きは慣れない路線バスだったので、
　乗り過ごさないようにと神経を集中していて
　気がつかなかったのですが（笑）、
　長野市内も、お花がいっぱいでした♪

　雨のお散歩も、なかなか良いもの・・・。
　収穫は・・・戸隠産の大根と、かんてんぱぱの乾燥納豆！
　昨夜のおつまみと相成りました～☆


　自分の足で歩き、自分の目で見て、自分の舌で美味しいものを味わう。
　当たり前のようで、とても幸せなことです。　・・・感謝！



　
　※そうそう！『人体の不思議展』のグッズ・ショップには、
　　“心臓ボールペン”とか“胃のストラップ”とか、興味深いものが色々ありました。
　　“標本の絵葉書”は「買ったとして、誰に出そう？？」・・・と思いましたが、
　　“骨格標本がプリントされたTシャツ”は、ちょっと欲しかったワタシです。。。