久しぶりに作りました。“雪だるま”!
松本市内にも雪が降り、気温もグッと下がって、
ようやく年の瀬らしくなった気がします。
ピリッとする寒さの中、昨日喪服に袖を通しました。
大切な仲間のお母さんが、急に亡くなったのです。
飾られた遺影は、去年私も参加した宴席で撮ったもの。
オシャレをしたおばちゃんの写真を見ながら聞くお経は
まるで子守歌のよう・・・。
群馬の菩提寺から駆けつけたというお坊さんは、
丁寧に戒名の説明をしてくださり、涙を流していました。
自分を良く知る人にお経をあげてもらって仏様になるなんて、
今ではなかなかないこと。おばちゃんは、幸せに旅立ったと思いました。
その場に流れた空気は、なんとも言えず穏やかで。。。
不謹慎かもしれないけれど、ちょっと陽気なムードさえ感じました。
お通夜の席で頂いた“おでん”は、亡くなった日におばちゃんが作っていたもの!
直前まで、元気に年末の御馳走の仕込みをしていらしたのです。
普段なかなか会えない家族や親戚を、年末に集合させたのかもしれません。
さすが、元お寿司屋さん!賑やかな席が好きだったおばちゃんらしい粋な演出です。
今年を象徴する漢字は『命』。
振り返れば私自身も命について考えることの多い1年でした。
大切な人を失うこと。動物と人間の共生。痛ましい事件・事故。
雄大なる自然との出会い…。
永遠の命なんてないからこそ、
生きている今、この一瞬一瞬が尊く大切なのだと改めて感じたこの日。
人は最期にそれを伝えていくんですね。
壽満おばちゃん、ありがとうございました。
甘くてトロッとしたおでんの味…忘れません!