雪が降った。
待望の・・・だった方も多いかもしれない。
←これは、豊科近代美術館のお庭の木。
雪が降っているのに気付いたのは、
ちょうど高田博厚の彫刻「ガンジー」を見ていた時。
目線を次の作品に移したとき、窓の向こうの景色が
真っ白になっていてビックリした。時計を見ると、
1時間以上経っていたのにも、ビックリ。
あいにくの天気のせいか貸切状態の美術館を
独りで満喫していたようだ。
立派な庭園の木々は、雪化粧も似合う。
「春はまだだよ!」
・・・今日の雪で気付いてくれたかしら。。。
松本から大糸線に揺られて、およそ20分。
豊科駅から、まず向かったのは法蔵寺。
県宝にもなっている、立派な山門が迎えてくれる。
楽しい時間をいっぱい過ごしたM先生が旅立って、
今日でちょうど1年。あっという間だったなぁ。。。
持って行ったのは、シャンパーニュ入りのチョコレート。
お線香・・・という発想がまったくなかったのが、我ながらおかしくて、
改めて、仏様になったという感覚がないんだと気付く。
そんな無作法を詫びつつ、ちょっとの間おしゃべりしてから
美術館に寄り道。
・・・寄り道のつもりが、2時間近くも経ってしまい。。。
帰りに通ったら山門も雪化粧していた。
←こちらもまた風情がある。
冬の信州には、やっぱり雪が必要なんだ。
大切なもの。
なくす前に気付かなきゃ。