ランチタイムに届いた2通のメール。
1通は悲しい出来事の報告で、
もう1通は誕生日のお祝いに
私が送ったメールへのお礼だった。
対照的な内容にちょっと戸惑いつつ、
前菜を食べ終えてそれぞれに返信。
悲しみと喜び。心配と期待。
手のひらに収まるほど小さな
携帯電話というツールに、
日々たくさんの感情が届き、
たくさんの想いを伝えている。
何気なく当たり前にしていたことの重さに気付いてハッとした。
キラキラ輝く窓の外の風景とは、かけ離れた感情。
太目のパスタを選んで正解だった。
通りを行き交う人を眺めながら、待つことおよそ15分。
程よく気持ちも切り替わり、熱々のアマトリチャーナを頬張る。
フォークを入れる度に良い香りの湯気が立ち上って、
幸せな気分に包まれる。・・・私って単純!
初めて入ったお店は、
偶然にも今日がオープン初日で、
前菜に加えてジェラートもサービス♪
なんだか申し訳なくて、
追加でコーヒーをオーダーした。
食後のコーヒータイムは
ほんの10分でも、5分でも、
あるとないとじゃ大違い!
毎日のランチタイムは、偶然のようで
必然、必要、重要なのだ。