2006年11月に我がデスクにやってきたコッピーが旅立ちました。
http://jozufm.weblogs.jp/iori/2006/11/post_28af.html
http://jozufm.weblogs.jp/iori/2007/06/post_a742.html
最後に泳ぐ姿を見たのは木曜日。
金曜日はお休み、土曜日は白馬。
次にデスクを見たのは日曜日。その時はもう、旅立った後でした。
木曜日に餌をあげた時、なんだか元気がない気がして、
『 日曜日に水を替えてあげよう!』 なんて思っていました。
その時にしてあげなかったことが、本当に悔やまれます。
仕事の合間に、泳ぐ姿をボ~っと眺めるのが大好きでした。
パクパク餌を食べる様子が可愛かったなぁ・・・。
楽しい時間をありがとう、コッピー!
そして、大好きなヴォーカリストも日曜日に天に召されました。
越智順子さん。享年43歳。
初めて彼女の歌声を聴いたのは2001年。
青山のBody & Soul というジャズ・ライヴ・ハウスでした。
大先輩の小川もこさんに連れられて行った初めての場所。
知っている人などいるはずもないのに、ドアを開けたら
『伊織~!!!』と呼ぶ、オジサンの声がしました。
薄暗い店内。恐る恐る近づくと・・・
そこには、大学時代48日間の航海をともにしたO先生の姿が!!
そりゃぁもう、ビックリしました。
越智さんの大ファンだという同級生に連れられ、
O先生も、この日初めてお店に来ていたのです。
偶然の再会というプレゼントをくれた越智さんのLIVEは、
優しさと、強さと、せつなさと、喜びに溢れていて、
胸がキュッとなる瞬間が、何度も何度もありました。
何より印象的だったのは、越智さんの目です。
見つめられたら、どうにかなってしまいそうな大きな瞳・・・。
一度しかお会いしていないのに、今もハッキリと覚えています。
笑顔が観音様のような人でした。
あれから7年。
デスクの真ん前のコッピーがいるラックにCDを並べ、
『 いつかまた、いつかまた越智さんのLIVEに行きたい!』
そう思っていたのに・・・。
“いつか” をそのままにしておいたことが悔やまれます。
越智さん、ステキな歌声をありがとう。
これからも、その歌声と瞳の輝きを忘れることはありません。
この夏は、出来るだけ多くの “いつか” を “今日” にしたい。
・・・そう強く思った私です。