”夏だ!ROCK FESですよね便り(超不定期)VOL.3”・・・な感じで綴ります。
「FUJI ROCK FESTIVAL’06」のマッキ。
苗場の大自然の中にある、大きな、大きな、洗濯機「FUJI ROCK」。
GOOD MUSICというサイコーの水と、
ビールという名の少々の洗剤と共に、
僕らはその中を、ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐると回る。
時にゆったりと水にたゆたい、
時にもっしゃもっしゃにもみくちゃになりながら、
僕らは汗をかき、脱水され、そして再び全身でたっぷりと水を吸って、
ぐるぐる、ユラユラ・・・。気持ちよくヘロヘロになって眠りにつく。
FUJI ROCKは本当にその雰囲気が好きだ。
片手で数えられるほどの種類しか野フェスに行ったことはないけれど、
音楽というものを全力で歓迎する空気が至る所に漂っている気がする。
このキャンドルツリーにも、不思議な森のライトアップにも、
ところ狭しと並ぶ屋台に、ステージからステージへと続く木道にも、
音楽を感じる心を刺激する、そんな何かを感じて、テンションが上がるのです。
こんな空間に、毎年、日本全国、世界から多くの人がやってくる。
自分が全く知ることもない、たくさんの、たくさんの、人達。いわば、たくさんの他人達。
だけど、この大勢の他人達を結びつける、たったひとつのモノがある。それが「音楽」。
音楽で全員が結ばれているのだ。
きっと、個人にとって音楽というものは大切に違いない。
大切だと思うものが一緒の人達・・・これはもう、他人でないのかもしれない。
たくさんの”音楽仲間”に囲まれて、全身で音楽の喜びを感じられる空間。
それが「FUJI ROCK」であり、野外フェスティバルの魅力。んんん。サイコーでした。