今日は、とてもいい日でした。
ものすごく好きだと思える本に出逢えたんです。
「西の魔女が死んだ」
なぜもっと早く読まなかったのかと思うくらい、
何というか、私にぴったりの本でした。
この本の世界の色合いは、限りなく私の心に近くて、
言葉の一つ一つが、すんなりと染み渡って私を潤したり、刺激したり、揺さぶったり、ほぐしてくれました。
主人公のまいの感性が、まるでほとんど私だったからかもしれません。
そして、おばあちゃんの生き方に強く憧れもします。
自然の中の、小さな感動に溢れる暮らし。
なんとなく、子どもの頃に大好きだった絵本「ティモシーとサラ」の世界に似ているような気もしました。
好みって、変わらないものですねー。(笑)
読み終わったときには、今まで流したことの無いような、まっさらな涙が流れました。
「感動」という言葉では表現できないような、
悲しみでもなく、喜びでもなく、
ただただ自然と流れた涙に、自分でもびっくりしました。
この本に出逢えたことがとにかく嬉しいです。