「花見もいいけど、苔見もね!」ってことで(誰が言った?)
木祖村の「水木沢天然林」で苔見してきました。
森の(変な)妖精風に。笑
ここは木曽川の源流「水木沢」沿いにある、
林の98%以上が樹齢200年以上という天然の原生林。
樹齢550年以上と言われる大サワラをはじめ、ヒノキ、ネズコ、ブナなどの大木が
ノッソリ。ノッソリ。ドスン。ドスン。と鎮座しておられます。
では、お邪魔しまーす。
森全体の芽吹きはまだまだこれからでしたが、足下の小さな森=苔は、既にパワー全開。
その瑞々しい生命力をみせてくれていました。
早速、苔見。
コケ植物でいう胞子のう(胞子を出す場所)=“さく”を、みなさん、勢い良く伸ばしていた。
コケ資料を調べてみたところ、上の左は「タマゴケ」か。
右はフサフサしてて触るとやめられなくなる「ホソバオキナゴケ」だろか。
(下の段はわかりませんでした。)
これもホンの一部で、まだまだ出会った苔の数々。もっと、知りたい。
コケに太陽の光がさしこんだ時は、ホントに神秘的。
特に、ニョロッと空に伸ばした”さく”が好きです。それぞれ愛おしいほど、
美しくて個性あるカタチをしています。
森に入ったときには、ちょっと注意して、足下の苔、見てみてください。
あの子たち、スゴいです。変です。そして、何より、強いです。