11日(日)。ラジスタの「PICK UP NAGANO!」でもご紹介した
筑北村に伝わるユニークな祭「お田植え祭り」に、行ってきちゃったのです。
投げた、当たった、雪つぶて。かぶって冷たい雪の雨。
いやーこんな祭り初めて。笑
「刈谷沢神明宮」にて一年の五穀豊穣を願って行なわれるこの「お田植え祭り」は、
県の無形文化財にも指定されている由緒ある春の祭り。
こんな風に、真っ黒の張り子の牛が
「モーモモ。モーモモモー。モーモモ。(人が口で言ってる)笑」と
境内を周るところに、取り囲んだ観客が雪玉を投げる。投げる。投げる。
こぶし大のものから、でっかな塊まで、四方八方から飛んでくる雪。
その度に歓声があがって、ますます会場はヒートアップ!!
後ろから飛んでくる雪で、みんなの頭もまっしろけ。
大人も、子供も、キャッキャいって、喜んで雪を拾っては投げる。
そんな、愉快でほのぼのした風景が広がった。
雪の投げ方は、すくい上げて、上からかぶせるように。
これは、稲穂が垂れる様子を意味しているんだそうです。
こんなうんちくも、隣のおじさんが自然に教えてくれる。
いいなぁ。こういうの。
春を告げる、春のようにあったかいお祭りでした。
(あたま、冷たいけど。)