まだぎりぎりですが時の記念日ですね。
昨日の放送で話しましたが、松本市の時計博物館行ってきました。
何度か言ってるんですが古時計…をこえた江戸やさらには古代の時計まであるところです。
そしてここの館長さん山口さんというかたが本当にお話好きな方です。
ず~っとくっついて説明してくれます。こんなに至れり尽くせりな博物館も多分珍しいすね。
昨日行ってお話伺った中では昭和の戦後あたり日本の時計産業がすごく伸びている時代、松本も時計商、というか職人さんが数多くいらっしゃったそうで、そ頃から残っているのはわずかだそうです。「時計が寂れてしまって…」と話されてました。
もちろん時間の大切さや価値観は昔以上に高まっていて、時計が廃れることなんてないと思っていましたが、自分自身に関して言えば携帯持ってから腕時計もたなくなりましたね。
昔は時計そのものが部屋の中で大きな存在でしたでしょうし、ぜんまい式など「手をかけないといけない」、言い換えれば触れる機会は多かったでしょうね。確かにそういう点では今の時刻だけわかれば良いやというかた僕だけではないと思います。
そういう意味で間と時計そのものがひょっとしたらかなり乖離してしまったようにも思えました。
せかされる現代人ですが、この博物館に行くと時計ばっかりあるのになんだか安らぎます。
特に正午の時報はこの建物で出れだけの数の時計が鳴るのか…もう大変です。
デザインの面白さ、動きの妙ぜひ体験してみてください。