先週の「THE STEP」のお題、「伝統を受け継ごう」の時に
ぜひご紹介したいと思っていながらできなかった逸品。
もう10年くらい前になりますが、箱根で購入した
寄木細工(よせぎざいく)です。
茶櫃と急須と茶筒。湯呑みと茶托が2つずつ。
きれいな模様ですよね~。
でもすごいのは小ささ!!
人差し指に乗っけてみた湯呑みです。
高さ1cmほどですよ~。
しかも・・・・!!
急須と茶筒の蓋はちゃんと外れるし、
ピタッとはまるんです。さすが伝統の職人技!!
インターネットで調べてみたら、これと同じような感じの
酒器のセットもあるみたいなんですが、
いずれにしても所有されている個人のブログにしか載っていなくて
入手は困難なようです。
これを制作されている方もご高齢だとうかがったので、
もしかしたらもう新しい物は作られていないかもしれません。
箱根の山には本当にたくさんの種類の木があるんだそうです。
その木たちの天然の色を上手に組み合わせて
細かい作業で作り上げていく寄木細工の技。
箱根の自然とそこに住まう人とが一緒に作り上げる芸術品ですね。
また素敵な作品に出会えたらいいなぁ。
そうそう、この箱根旅行の時親友Yちゃんと泊まったのが
和宮さまや篤姫さまともご縁のある老舗の趣ある旅館でした。
その時はそんなこと知らなかったけど(笑)。
春も近いし・・・また行ってみたい気持ちがムクムク湧いてきています!