今年は先ほど駒澤大学の総合優勝で幕を閉じました。おめでとうございます!
箱根駅伝を見始めたのはいつだったんだろう。
受験生の時も2日、3日はテレビにかじりついてずっと見ていた記憶があります。
自分よりもお兄さんだった選手たちが随分年下になってからも、
よっぽどのことがない限り、箱根を見ない年はありません。
東京-箱根間の往復を10人の選手がリレーして走る。
文字にしてしまえばこれだけのこと。
でも、数え切れないほどたくさんの人のいろんな思いが交錯する大会だからこそ、
毎年多くの人を惹きつけて離さないのでしょう。
箱根路を走るために一緒に厳しい練習を積んできた
多くのチームメイトの中から10人に選ばれること。
ブレーキせずに次の選手に母校の襷をつなぐこと。
来年のシード権を獲得して後輩たちに箱根の切符を託すこと。
大きな喜びと、それ以上の重圧があることでしょう。
チームメイトや家族やOBや、沿道の人、TV観戦してる人、
応援してくれる多くの人の期待を鍛え抜かれた身体に一身に背負って、
ひたすら前を見据えて歩を進める若者たちの姿は神々しく、
また時に痛々しくさえ感じます。
今年大躍進を遂げたチームもあれば、
逆に思うように成績が残せず予選会からの再起を誓うチームや、
残念ながら棄権となってしまったチームもあります。
でも、20チーム、全部で200人の選手たちの全力の走りには
例え結果がどうであれ、毎年素直に拍手を送りたくなります。
今年もいろんな感動をありがとう。みんな、本当にいい顔してたよ!
やっぱり箱根、大好きです。