ゴードン。またもや食レポだぁ・・・うっしし・・・
松本市筑摩にある行列のできる店「らあめん寸八(ずんぱち)」。
三四六さんが移転前の店に残した書
「夢を見たきゃ 歩けないのに走るな 走れるのに歩くな」が
壁ごとくりぬかれて筑摩店に掛けられている。
綺麗に磨かれたレンジ台。清潔感あふれる厨房には、
何とも笑顔の爽やかな若いスタッフ。
ポップな音楽に明る過ぎず暗過ぎず、心地よい照明。
全てが、微笑んでいる。
このゆるーい空間こそ、美味しさと幸せを届けてくれる。
それを取りまとめる店主 堀江勇太(ほりえゆうた)さん。
奥様の実家があるこの長野へ来ておよそ6年。
修行を積み、念願の店を構え3年。
火事になったこともあった。せっかく仕込んだスープ・・・。
酔って洗剤を入れ、徹夜で作り直したこともあった。
沢山の汗と涙は今、多くの人を虜にする、魅惑の味を生み出した。
どんな時も、心折らず、上だけを見ていた。
三四六さんの言霊(ことだま)や歌。家族がいつも優しく寄り添っていた。
自慢の豚骨しょうゆラーメン、その見事な味のバランスに
・・・身震いした。
それ以上に、ラーメンに向かう堀江さんの姿勢。
決して、夢を腐らせない。更なる探究心に脱帽した。
子供が卵アレルギーと聞けば、
卵が少しでも鍋に残らないようピカピカに洗う。
子供御免の店も多い中、寸八はようこそとばかりに
おもちゃが用意されている。
スープはもちろん、麺も、餃子は皮から全てが自家製。
しかも粉は北海道産。
子供から大人まで安心して食べられる。
なんだろう。この清々しさは・・・。
常に、情熱漲る堀江さんに ・・・ありがとうございました。
うしろの壁 三四六さんの書