バレンタインデー丑の陣。
ぼりぼりぼりと、仕事の傍ら、ちょっとずつチョコをかじる日々です。
今年は、2tトラック18台分のチョコを頂きました。
鼻血が出るほど感謝しております。
その中のひとつが、上のチョコレイト。
“フェアトレード”によってスイスで作られ、日本にやってきたチョコレイトです。
フェアトレードとは、
『発展途上国の人たちを貧困から救うため、
彼らの作ったものを買取って、輸入、販売する、貿易よる国際協力』のこと。
買い取るときの価格は、労働に見合った価格、
現地の人が、生活するのに困らない価格が保障されています。
“フェアトレード”の存在は知っていました。
フェアトレード団体「ネパリバザーロ」のネパールカレーはおいしくて、よく買ってます。
ネパールからやってきたスパイス達をリアルに感じながら、
カレイ臭に包まれるのが好きなのです。
でも、どうしてこんなややこしいことを謳った貿易があるのか。
その背景は、よくわかってはいませんでした。
チョコレートフィルムの裏には、こんなことが書いてありました。
『食べる人をハッピーにしてくれる、甘いチョコレート。
でも、その原料のカカオができるまでの道のりには、いろいろな問題があります。
市場価格が不安定だったり、仲介業者に買い叩かれるなどの理由から
カカオを作る途上国の農家の多くが貧困にあえています。
その結果、農家は安い労働力を求めて子どもを買い、買われた子どもたちは、
極めて過酷な労働条件で働かされている、という例がたくさん報告されています。』
本当かなと思って、調べてみました。
【毎日新聞 アフリカを知ろう】
http://mainichi.jp/select/wadai/wakaru/kokusai/archive/news/2008/20080522org00m040034000c.html
【バレンタイデー・アクション2009】
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2188
【トニーズチョコの挑戦】
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/070509_chocolonely/
で。本当なんだろうなぁ。という想いです。
なんでもない、身近にあるものが、実は、世界と密接に繋がっている。
しかも、それが、良くないことに繋がっているとしたら、
やはり、嫌ですよね。。。
それなら行動はひとつ。
フェアトレードはこうした問題の改善を目指すもの。
フェアトレードという選択肢があるのなら、そちらを選びたい。
それですぐにこうした現状が改善されることは
残念ながら、ないのかもしれないけれど。
ひとつの、“意志ある選択”だなぁ・・・、と思ったのです。
安曇野で自給自作の暮らしを送る、佐伯さんを取材したときに、
(http://jozufm2.weblogs.jp/gmr/2008/10/nagano-heatbeat.html)
佐伯さんが言われていたことを思い出しました。
『(暮らし方は人それぞれ・・・)
ただ、こういう自給的なくらしっていうのは、環境であったり、よその国であったり
他のひと、他のものへの負担は少ないですよね~。』
気持ちいい笑顔でそう言ってたな。。。さいきさん。
こういうことなのかぁ・・・となんだか繋がった感じ。
自分が住む土地で生まれたものを食べる、使う。
それが、一番のことかもしれませんね。