週末、ちょいと暖かさを求めて、西へ遊びにいってきました。
尾道、宮島周辺をトロトロとレトロ散歩。
写真から、もう十二分に楽しさが伝わったかと思いますので、
そのことについては詳しく書きませんが、(書かんのかい)笑
その道中にとても心躍る出会いがありました。
岡山にて、新幹線の乗り換え待ちをしていたときのこと。
まわりが急に、ザワザワとし始めました。
明らかに様子がおかしい。
走る人、必死な人、ニヤついている人。
ホームにどんどんと人の塊が出来上がっていきます。
そこに、一台の電車が滑り込んできました。
彼の名は、 0系。
あまりのまわりの白熱ぶりに、ミーハー心がこんにちは。
すぐさま近くにいた駅のスタッフの方に聞いてしまいました。
0系。。。高度成長期真っ只中の昭和39年、
“夢の超特急”として西へ東へ走り続けた初代新幹線。
今月一杯でその役目を負え、引退するという。
私は電車には特に明るくありませんし、
興味もそんなにありません、、、でした。
ただ、この0系の顔を見た瞬間、胸に突き抜ける衝撃。
「うわ・・・。。。これよ、、、これ、新幹線て!」
思えばきっと、子供の頃、プラレールとかで遊んでいたのが、
まさにこの顔の新幹線、0系なんだったんだろうな。
言いようのない懐かしい想いが一気にこみあげてきたのです。
そして、何より心地よかったのが、0系を囲む皆さまの笑顔。
電車好きの方だけじゃなくて、カップルや、ママさん、パパさん、子供たち、
みんなみんな笑ってて、とってもまるくて明るい空気が流れているのが、
とても気持ちよかったのですよね。
そんな空気に誘われて。。。
私もカメラを構えパシャパシャと乱れ撮り!
電車ラバーな皆さんの気持ちをほんのちょっとだけですが垣間見た、
つもりの小林です。
んで結局、この0系「こだま」にライド・オーン!笑
そのあまりの車内のレトロインテリアに、またまた大興奮。
席が二列×二列だったり、文字や数字のフォントとかいい味だしてるし、
水色の洗面台もかわいーし、ヤバイ、0系!!!!
なにやら巷では、0系フィーバーなるすごい盛り上がりだとか。
まあ、まわりのブームはさておき、
自分の夢もいつの間にか背負ってくれていた0系新幹線との
こんな素敵な出会いが急に降ってきたことに、嬉しいなぁとしみじみ感じつつ、
降車の時には、その白と青のコントラストのボディを、
お疲れ様~と言いながら、ポンポンと叩いたのでした。
今さらだけど、お疲れ様。0系。
引退前に会えて良かったですよ。あと2日。最後まで気をつけてネ。