久々にブログを書く…というブログ的にありえない状況ですが、その分長々と書きます。
今週番組では水について様々な点からお届けしました。ちょいと振り返りつつ行きます。
まずは月曜日KOMMYの語り(滝口さん風ですね)でお送りした善光寺七清水。「そんなのあるんだ!」という長野市民の方も多いのでは。現在7つどれも使われておらず、水自体が出ているのも左の写真、新諏訪町の瓜割清水、花岡平霊山寺の一盃清水のみ。瓜割はホント冷たいけど全く飲まれていないそうです。一盃清水はかえるがすごかった…。他の柳清水、箱清水、夏目清水、傾城清水、鳴子清水は跡地と看板のみです。ただし鳴子清水は「平家ボタルの住処を!」と祠のとなりの宮下さんを中心に頑張っておられます!
続いて火曜日の穂高満願寺。つつじの公園もあり人も多かったです。そろそろ見頃かな?駐車場の近くに右の水が出ていてここの水はうまかったです!160段ほどの石段と坂を登っていくと境内。ここにも3つ湧き水があります。トイレの水も湧き水だそうです。そして行った長野の「満願餃子」揚げ餃子のようなのとスープ餃子で、ご主人の素材へのこだわりを存分に感じさせてくれました。 そして火曜日に行った諏訪湖に注ぐ「上川」の源泉。茅野からメルヘン街道のほうをあがり、さらに八ヶ岳天狗岳方面へ…そこは唐沢鉱泉でした。もちろん唐沢鉱泉という場所は知っていたけど、まさかここの水、冷泉が諏訪湖に行っているのには驚きました。山荘には温泉もあり、浴室内に打たせ湯ならぬ打たせ冷泉もあり、情緒もなかなかです。車ですぐそばまでいけるのでぜひ行ってみてください。建物の裏に湧き出し口もあります。そこで見かけたのがカモシカ。あまりに普通にいたので驚きました。女将さんの両角さんは、「よく親子で来ますよ。木の芽を食べられて切ないけど…」と話してくれました。諏訪出身でも、知らないことだらけまだまだ世間知らずです。
そんなこんなで回ってきましたが、僕が住んでた街にも清水があり、遊んだ時にはしょちゅう飲んでました。今は…難しいんですよね。信州大学の緩速ろ過・生物浄化法の世界で唯一の研究者中本教授の話では、自然に対するバランス感覚が人間になくなってきているとお話してくれました。まずは身近な「水」からもっと親しむべきなんですよね。川や湖、池で遊びたいです!海でサーフィンもしたいけど…